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横須賀市リフォーム 下屋根葺き替え工事

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横須賀市リフォーム 下屋根葺き替え工事

横須賀市リフォーム 下屋根葺き替え工事

2024/03/19

皆様こんにちは。TKGKの新沼です。暖かかった先週末でしたが、昨日から北風が吹き、寒くなってきましたね。今日明日は冬型天気に逆戻り。まさに三寒四温ですね。皆様体調には充分にお気を付けください。

さて今週は、雨漏れ案件です。雨漏れがすると連絡を受け、どこからどう漏れてくるのか、調査をしてきました。玄関内の天井と柱の間から落ちてくるとの事でした。建物はかなり古民家的な古風な建物です。玄関の上には入母屋の瓦屋根が。横には銅板の瓦棒葺きの下屋根があります。下屋根側の天井と柱の取り合い部から漏れてくるそうなので、下屋根が原因と疑い、梯子を掛け下屋根に登りました。怪しく見える箇所が2~3か所ありますが、どれも確信が持てないので、やはり水掛をして確かめる事にしました。

古風な趣のある立派な古民家です。

下屋根谷部

入母屋の瓦と銅板の瓦棒葺きの取り合い部が怪しく感じます

谷部に穴

分かりづらいですが、1センチくらいの穴がいくつか空いています

谷部に穴

アップにすると分かりやすいです

ここに水掛をしてみました。

雨漏れ原因箇所

ここに水を掛けると1分後に玄関内の天井と柱の取り合い部から、水が落ちてきました。

雨漏れ原因箇所

こちらのカッパ部も下の垂木に水が落ち、梁をつたって玄関の方に走っていきました。

雨漏れの原因は、銅板の瓦棒葺きの下屋根でした。瓦から落ちる雨が、銅板に影響を及ぼしています。同じ所に雨の度に落ちて、穴が空いてしまったと思われます。銅板の屋根を葺き替える以外に方法はありません。工事内容を説明し、ご納得いただけましたので葺き替える事にしました。お施主様からのご要望で、もう銅板は嫌なので、違う素材のものでお願いしますと仰られました。ガルバリウム鋼板を使用しての瓦棒葺きに決定しました。

では早速工事の様子をお伝えします。銅板の屋根を剥がしていき、野地板を新しく張り直します。その上にルーフィングを下葺きしていきます。軒先に水切りを取付け、平地には芯木を打ち付けます。

ルーフィングを張り終わり、軒先に水切りを取付けます

芯木を等間隔で、打付けます

芯木打付け

芯木打付け

芯木を打ち付けました

これより、ガルバリウム鋼板を葺いていきます

瓦棒葺き

平地は問題なく葺いていきます

瓦棒葺き

瓦屋根との取り合い部が難しく頭を悩ませます

雨樋交換と立上りの壁

瓦の軒樋を新しく交換しました。また立上りの壁にも新しく板金を張り見栄えを良くしました

雨樋

下屋根に走る雨樋も枯葉などが入らないように、板金でしっかりカバーしておきます

瓦棒葺き屋根完成

今までと同じような色のガルバリウム鋼板を使用したので、全く今までと変わらないように見えます

瓦棒葺き屋根完成

綺麗に納まりました。

工事を始めて2日目に雨が降りました。前日までの作業で、ルーフィングを下葺きしていたので、安心でしたが、お施主様は雨漏れが止まったかどうか心配だったようです。次の日に伺ったら、「昨日の雨で雨漏れはしませんでした」とほっとした顔をしていました。余程心配だったんでしょうね。私もホッとしました。やはり、家が古いからと、おせしゃ様もご心配なことは多いようです。今回は雨漏れしてすぐに連絡を頂き、最短で、修繕が出来ました。それゆえに大した被害もなく終われました。何事も早目にに処置をすることが、一番だと感じました。少額で、余計な被害を生むことなく修繕が出来れば、安心して生活が出来ます。

皆様も、何か異変を感じたら直ぐに対応した方が良いです。「どこに電話すればよいか分からない」。皆様そう仰られます。答えは一つです。TKGKに電話をする。簡単ですね。連絡を頂ければ直ぐに伺います。腰の軽さは横須賀一です。そう自負しております。皆様の一番高価な財産をしっかり守っていきましょう。

ここまでご覧いただきまして、有難うございました。次週をお楽しみに。

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