横須賀市リフォーム　平屋改修工事　その1

皆様こんにちは。TKGKの新沼です。一昨日の日曜日から秋らしい気温になりましたね。過ごしやすく気持ちが良いですね。でも、明日からまた熱くなるようです。皆様体調には充分に気を付けましょう。

さて今週は、平屋の改修工事の様子をお伝えしようと思います。築古の古民家的な平屋ですが、敷地内に物置小屋があり、その物置小屋がなんと火事になり燃えてしまいました。その火が母屋の平屋に移りかけ、燃えそうな状況だったようですが、間一髪のところで母屋は燃えずに済みました。ただ、壁や軒先破風板サッシや玄関ドアはかなり被害を被り、改修工事をすることに至りました。

趣のある立派な古民家ですが、十数年前に3分の1ほど改築をされていたのですが、その改築をしたところが被害に遭いました。家の中は問題ないので、そのまま生活が出来ていますが、やはり被害があった所は改修しないと良くないので、お声を掛けて頂きまして、しっかりと修繕してまいりましたので、ご紹介します。

良く言えば、この位で済んで不幸中の幸いとも言えますが、お金を掛けてリフォームしたところが被害にあっているので、お施主様も大変おつらい気持ちのようでしたが、身体に何も負傷していないし、家の中では電気も水も普通に使えているので、本当に良かったですよね。

では、工事内容ですが、写真をご覧の通り、焦げたところの修繕になります。

破風板・広小舞も焼けているので、瓦を外し野地板・広小舞・破風板を交換する。壁のサイディングを張り替える・玄関ドアとサッシを交換する。雨樋も交換。燃えたオーニングと玄関照明を交換するという工事になります

では、足場を掛けて解体作業から始めます

早速、作業を開始していきます。同時進行で、壁は既存のサイディングを解体していきます。屋根は軒先より2枚分を剥がしていきます。

屋根の下地を修繕していきます。破風板の交換と広小舞の交換、軒天もベニヤを上張りして、下地を作っていきます

屋根の下地を更に施し、瓦を戻していきます

屋根は下地を綺麗に交換し、瓦を戻して終了です。壁は解体が終わりました。次は、玄関ドアとサッシを交換します。既存のドアを解体し、新しいドアの寸法に合わせ壁を開口して取付けます

次はサッシを2カ所交換です

焼け焦げた壁の撤去、サッシ・玄関ドアの交換・屋根下地と破風板軒天の交換と進んできました。

ここからは、壁の下地を施し、新しいサイディングを張る準備をしていきます。その様子は、次週お届けいたします。

こちらのお施主様は、火災保険に入られておりませんでした。ですので、修繕工事はすべて自腹で払うことになります。しっかり修繕しますが、費用は出来る限り勉強しなければいけません。そういうことも考えながら工事を進めていきました。火災保険は今は加入することが義務付けられていますが、入られていない方もいらっしゃいます。毎年の保険料は決して安くないと思いますが、こういう案件に携わると、保険の大切さが分かる気がしました。保険屋の宣伝ではありませんが・・・（笑）

ここまでご覧いただき有難うございました。では、次週をお楽しみに。