横須賀市リフォーム　ベランダ笠木交換工事

皆様こんにちは。TKGKの新沼です。横須賀市のリフォームならお任せください。

雨ですね。梅雨入り前にやたら降りますね。今年の5月は雨が多く感じましたが、今日も冷たい雨になりましたね。外の工事が出来ませんが、前向きに捉えて、今日も頑張ります。

さて今週は、2年前に工事をした箇所から、雨漏れと思われる現象が起こったので、その修繕工事の様子をお伝えします。ベランダを支える柱部分が腐食して、修繕工事を2年前にしましたが、柱の部分に気になる現象が起きていると連絡を受けました。2年前も雨水の漏れが原因で柱が腐ってしまっていましたので、雨漏れの原因を突き止めて、そこの修繕と腐った柱の交換工事をしました。それから2年。連絡を受け見に行ってみると、確かに怪しい状況になっていました。

確かに気になる現象が起きています。内側から何か力が加わらないと、こうはならないと思われました。

ケイカル版を剥がして、中の状況を伺いながら、対策を練ることにしました。

雨水が侵入していることは間違いなしと判断。どこから侵入しているかの確認作業に入りました。2年前は天井裏に取付けられた雨樋（ベランダに降った雨水を受けるためのも）に穴が開いていて、そこから雨水が落ちてきていました。前回はその穴を塞ぎ雨水の侵入を止めましたが、そこからまた侵入しているのかを確認します。ベランダの床材を剥がし、雨樋に直接水を流してみます。しかし、一向に水は落ちてきません。2年前の施工がしっかり生きていました。原因はここではないと判断。なら、ベランダの手摺付き笠木が怪しいと目星を付け、手摺付き笠木の柱に水を掛けます。1分ほどで、天井裏に水が落ちてくるのを確認しました。手摺付き笠木の柱から侵入していました。

手摺付き笠木の交換を提案し、了承を得ましたので、笠木の交換と、2本の柱の修繕を合わせて行いました。

やはり、手摺付き笠木は厄介です。どうしても水の侵入を招いてしまいます。

この流れで、新たにケイカル版を打ち付けて、笠木の下地にしてから、新しい笠木を取り付けました。

笠木を取付ました。後は柱を復旧していきます。ケイカル版を新たに張り、塗装で仕上げます。

今回の雨漏れが2年前から始まっていたのか？2年前の工事の後から始まったのかが分かりませんでしたが、責任を感じ、柱の修繕費用は保証の中で施工しました。ベランダの笠木の交換費用税込み110,000円のみ頂きました。

「雨水は怖い」この言葉は1年の内、何度も思う言葉です。雨漏れがしないように造られていても、雨漏れを引き起こす。何度も雨漏れの現場を見てきましたが、毎回怖いと思います。このベランダの手摺付き笠木は特にお気を付けください。築20年前後のお宅で、手摺付き笠木の付いたベランダは、危険と思われた方がいいと言っても過言ではありません。

2週に渡り、ベランダの雨漏れ案件の工事をお送りしました。似たような工事が不思議と続くものですね。

ここまでご覧いただきまして、有難うございました。次週またお会いしましょう。