横須賀市リフォーム　サイディング張り工事　雨漏れ？修繕

皆様こんにちは。TKGKの新沼です。寒いですね。朝は冷えましたね。明日の夜から明後日の朝方に雪が降るかもしれない予報ですね。少し前まで、いつまでも暑いねって言ってたのに、こんなに寒くなるなんて極端ですね。お身体ご自愛ください。

さて今週は、雨漏れ？修繕工事の様子をお伝えします。懇意にしていただいている元請様より、雨漏れがしている物件があるので、修繕の見積りを頼まれました。元請け様で水掛けをして、ここが怪しいとめぼしを付けられておりました。しかし、現場を見ずに見積りを作成するのは難しいので、一度現場を見させていただきました。室内の壁を見ると水が落ちてきた跡がくっきりと残っています。ユニットバスの天井点検口から覗いてみると、梁や柱に水の通った跡があります。ただ、よく見ると、水の通った後は広範囲に広がっているように見えました。先に述べたように、元受け様の水掛けで怪しい個所は、サイディングの目地部でした。現状を見て、目地部から侵入したとしたら、ここまで広範囲に水が回るのは不自然と感じました。よって、原因は目地ではないと疑いました。同時に本当に雨漏れなのかと疑問がわきました。しかし、原因の特定はできませんでした。よって、見積りの工事内容は、サイディングを剥がし、中の状況を確認して、補修・補強をして、新たにサイディングを張る内容にしました。また、元請け様とオーナー様との話し合いで、ついでに外壁塗装もお願いされる運びとなりました。

では、早速工事スタートです。足場を掛けていきます。

足場を掛け終わり、手前に張り出した外壁一面のサイディングを解体していくと、ひどい状況が現れました。

外壁一面を剥がして、中の状況を見ると、これは雨漏れではないと判断できます。何が原因か？答えは結露しか考えられません。この壁の上にはベランダがあります。ベランダの腰壁が異常に高く、3方を囲い、換気のための開口もありません。かなり温められる状態になるように感じます。温められた空気の逃げ場がなく、壁の中に結露を作ってしまっていると推測できます。結露がこんなにも被害を与えるとはなかなか想像が出来ません。また、建物の構造を変えるのも大変です。新たなサイディングを張るにもこのまま張ったのなら同じことを繰り返すだけですので、対策を考えました。壁の内側で空気が籠らないよう、換気が出来る装置を取り付けて、サイディングを復旧することにしました。先ずは躯体の補強作業に入ります。

下地の処理が終わったところで、壁の中に換気が出来る部材アンダレスベントを取り付けて、透湿シートを貼り、胴縁を打って、サイディングを張る準備をします。

これで、外壁面の復旧は9割5分終わりました。残りは、目地部にコーキングを打っていきます。先にも述べたように、建物全体の塗装工事もあるので、サイディングを張った面のみでなく、家全体のコーキングの打設をしていきますが。その様子はパート2でご覧ください。

ここまでご覧いただきまして、有難うございました。先ずはパート2をご覧ください。