築80年以上経った古い古民家で、以前増築した箇所からの雨漏れが発生し、
増築部分を解体することから始まった案件です。
やがて、解体をしている最中にシロアリの存在が明らかになり、
調査の結果玄関廻りに迄被害があることが分かり、
工事の内容・方向が変わり、解体・消毒・改築という流れで工事をしていきました。

 

この白い建物部分が増築部で雨漏れを起こしシロアリにやられ、
横の玄関部分の躯体全てがシロアリにやられていました。

先ずは、増築部の解体です。

シロアリの被害です。虫が苦手な方はごめんなさい！

解体終了！きっちり消毒して白アリさんにさよならします。

この玄関の躯体（土台・柱・梁・桁・垂木）がやられていて、いつ崩れてきてもおかしくない状況でしたので、この玄関部を壊し、１間下げたところに玄関を持ってくる提案をして、了承を頂きました。では先ず玄関の解体からです。瓦を下ろし、屋根・壁・躯体を壊していきます。

衝撃でした。天井の梁までシロアリに食われていました。恐ろしいですね・・・

次に内部の解体や、新規玄関の基礎・土間打ちの下準備を施します。
並行して腐った土台の入替をしていきます。

 

ジャッキで家を持ち上げて土台を撤去し新規に土台を入れました。

ついでに隣の柱も腐っていたので、入れ替えます。

さて、今週はここまでです。
毎週火曜日に更新されますので、次週をお楽しみにお待ちください！

 

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